お知らせ

「ウインザーチェア」をご存知ですか?きっと見たことがあります。昔からカフェやレストランで愛用され、最近オープンのオシャレなお店にも採用されています。木製板座に旋盤で加工された木製丸棒(挽物)の背や脚部品を固定するシンプルな構造、英国で生まれアメリカでも愛され改良モデルが多数あります。

【名前の由来】
いろいろ説があります。有力なのは英国ロンドン近郊ウインザー地区で多数製造されロンドンに運ばれた人気椅子だった、そして「ウインザーから来たチェア」が「ウィンザーチェア」とよばれるようになったという話です。
そして今年は国産「ウインザーチェア」人気が復活しました。そこで人気型のひとつ「コムバック」チェアを紹介します。

この椅子は背上部が櫛(comb)のように見えます。「コムバック」と呼ばれ「シンプルで美しい」と広く愛されてきました。不思議ですが椅子部品で雰囲気が変わります。たとえば
(1)(背)シンプル・(脚)シンプル⇒業務用椅子に多く、カフェやフードコートで使われます。
(2)(背)挽物・(脚)挽物・・・・・民芸調で高級感あり。背の凸凹部分に上着が引っかかることも。まめなお掃除が必要です。
(3)(背)シンプル・(脚)挽物・・・部屋の温かい雰囲気を演出できます。着席してテーブル対面を見るとびっくり、シンプルでおしゃれに見えますヨ
今月展示した「コムバック」は(3)タイプです。北海道での手造り、丈夫で掛け心地は抜群!!ぜひ一度お試し下さい。
サイズなど詳細はこちら

▲(1)カフェスタイル(背)シンプル・(脚)シンプル

▲(2)民芸スタイル(背)挽物・(脚)挽物

▲おすすめ(3)「コムバックチェア」(背)シンプル・(脚)挽物【正面】

▲おすすめ(3)「コムバックチェア」(背)シンプル・(脚)挽物【斜め】

ウインザーチェア人気が復活してます。コロナ禍で「おうち時間」が長くなり
(1)ウインザーチェアは座り良いので、板座修理して使い続けたい
(2)合皮座面や布座面は汚れたり破れりするので板座椅子を探していたら「ウインザーチェア」の座り心地が良いのを知った
(3)椅子が緩んでも組み直し(修理して)再び使用できるので「持続可能社会」時代に適している
など理由で国産「ウインザーチェア」が今、見直されています。そこで今回はこの夏に入荷したばかり「スクロールバック」チェアを紹介します。

有名「ウインザーチェア」は基本型が数種類あります。見た目のインパクトがあり、小型軽量で扱い易いモデルが「スクロールバック」チェアもその1点です。背柱横頂上に「渦巻き装飾(スクロール)」があるのでそのように呼ばれます。背もたれ横木「ステイ」が「体を支え」快適な座り心地を得られのも人気の理由です。19世紀に英国のハイウイカム地方がこの椅子の有名産地で「ウイカムチェア」とも呼ばれます。
今年展示したのは飛騨産業製、材料はカバ材で塗装はポリウレタン塗装のエイジング仕上げ、落ち着いた雰囲気で手触りがとても良い椅子です。
・追加ダイニングチェア
・玄関のアクセント
など生活のお役に立ちます。1脚いかがでしょうか、ぜひ一度お試し下さい。サイズなど詳細はこちら

▲椅子正面

▲椅子横「スクロール」・・背頂点「渦巻型の装飾」

▲背もたれ「ステイ」・・・体を支える「横木」